ちょっと前に「看板犬」の記事を書きました。

1月15日で16歳になった女の子。

女の子というよりはおばちゃんですが。


16歳になってすぐ体調を崩し、毎日のように病院通い。

その後、1月下旬に入院し治療を受けていましたが

獣医さんに「残された時間を家族で穏やかに過ごしてあげて下さい」と

10日の午前中の退院となりました。

家に帰ってからはもう、自分では立てなくなり、ご飯も食べなくなりました。

翌11日、仕事で出かけた大好きなパパが午後に戻り

その姿を頭を起こして見ていたので

その姿がいつものあの子の顔だったので

ほんの少しほっとしたのですが

それから1時間もたたないうちに大好きなパパの腕に抱かれて

静かに、穏やかに息を引き取りました。 


休日、ずっと暮らした家で、いつもいた場所で、

家族が全員(他の犬たちも一緒に)揃っている場所で、皆に見守られて静かに逝ってしまいました。

子犬のころ、まだ生後3か月にも満たなかった頃に

今はNYに住む娘が連れてきた子犬でした。

あれから15年と10か月、ずっと一緒に暮らしてきました。

それこそ、3歳の女児が19歳になるまでです。



どこを見ても、どこにいても

あの子がいた痕跡がまだたくさん残っています。

話したり書いたりすることで、ペットロスからの立ち直りが早くなるそうですが

今は人に会いたくないのです。


※ 見出し画像は自宅のキッチン前で、パパが作っているおやつのささみを待っているところです。