高齢者との同居ですので、それなりの準備も必要になります。

まず、手始めが手すりの取り付けでした。

同居前でしたので、母の介護保険は使えませんでした。

外階段と室内階段の手すりを取り付けました。

曲がり階段ですので、そこそこ材料費がかかりますが、

まあ、そこはお手の物ですね。

当社スタッフに頼んでサクサクっと取り付け終了。


次に取り掛かったのが部屋の片付け。

これは売却する実家だけでなく、受け入れ先の自宅の片付けも含みました。

母一人が単身で来ましたが、実は2トンのコンテナ型トラック2台に目いっぱいでした。

テレビ3台、大型食器棚、飾り棚、冷蔵庫1台、ダイニングテーブルや椅子などは置いていきました。

不用品は置いて行って構わないとのことでしたが

置いてきたもので大きな家具や家電はその程度でした。

あとは細かいものが少々。

夫婦二人住まいだった3LDKの実家には押し入れ二つ分の布団セットや

趣味の三味線関係、食器も衣類も、しかも着物が非常に多く、

大型の和箪笥も一棹持ってきました。

捨てたものもそこそこありはしましたが

布団の類、タオルの類、未使用の調味料や消耗品のストックの類、引っ越し業者の準備してくれた

着物用の段ボールの他に大中小の段ボール40枚、きっちり使ってもまだ足りませんでした。

片付けながら一つ一つ

「これはいるの?本当に必要?」と確認しながら。


さすがに布団の多さには参りました。

自宅には和室が一部屋しかなく、よって押し入れも1軒分しかありません。

現状、我が家の布団も入っています。

そこに、押し入れ2軒分の布団に毛布、枕、シーツ類。

とてもじゃないが入りきらない…

でも、処分できないんですよね。

全部、持って行くと言う。

だって、殆ど使っていないから。

「何でこんなに布団や毛布が多いの?」と聞きましたら…

原因はテレビショッピング!!

今なら〇〇円。更にもう一枚購入したら○○円引き。

ついつい電話しちゃったんですね。


それ以外にも掃除用具、同様な機能を持つ用具がいったい幾つあったことか!

買ったは良いが、組み立てできず、私に言うと怒られるからと

私の夫にこっそり頼んで組み立ててもらったとかいうものもありました。

で、それ使ったの???

「1回だけ」

ま、そんなもんです(笑)

我が家には乾燥まですべてお任せのドラム式洗濯機がありますが

洗濯物はお日様の下で干したいのだそうです。

持ってきました。洗濯機。
 
2階のトイレが無駄に広いものですから、洗面カウンターをカットして

そこに水道を引いて洗濯機も置けるようにしました。

さすがリフォームやさん。

そうそう、トイレも最新式の設備に交換しました。

自動洗浄はもちろんのこと、便器の前に立つと自動で便蓋が開閉する高級品。

なのに、洗濯するだけでも蓋が開くから開かないようにしてくれと、自動設定切っております。

それより何より、「まじか~」

と唸ったのは、軽トラ荷台4台分の植木鉢の数でした。


④に続く。